ストラヴィンスキーは1882年に生まれて、亡くなるのが1971です。
春の祭典はいつごろの作品かというと、1913年です。
つまりわりと初期の作品に当たります。
春の祭典のイメージの強いストラヴィンスキーですが、春の祭典のような楽曲を作り続けていたわけではありません。
ではどんな曲を作っていったかですが、今回はあえて晩年の楽曲を載せてみたいと思います。
・ピアノとオーケストラのための『ムーブメンツ』
・『レクイエム・カンティクルス』
どちらの楽曲も非常に抽象的だと思います。
何回も聴いていくうちに私ははまっていきました。
抽象的なのですが、ほぼ同時代の現代音楽、例えばブーレーズ、シュトックハウゼン、クセナキス、リゲティあるいはメシアンよりも気に入っています。
1960年代前後の現代音楽と同時期のストラヴィンスキー、抽象的という意味においては近いと思いますが、圧倒的に何かが違うように思えます。
それがなんなのか私自身もはっきりとはわかりません。
しかしそれはストラヴィンスキーとその他の現代音楽作曲家を分ける非常に大きな違いだと私は感じています。
ストラヴィンスキーのその他の楽曲についてもそのうち書いていきたいと思います。
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